一般社団法人ボディセンス・インスティテュート(代表理事:髙橋由紀、所在地:富山県富山市)は、2026年8月23日(日)、いろいろベース・ことぶき(大阪府泉大津市)にて「企業主導型両親学級」を開催いたしました。今回のテーマは「赤ちゃんを迎えるパパの役割」。

妊娠・出産を迎えると、ママの身体や生活は大きく変化します。一方でパパは身体の変化を直接経験しないため、「何をしたらいいのかわからない」と感じることも少なくありません。本講座では、産前産後の身体の整え方や赤ちゃんの抱っこを実践形式で学ぶとともに、パパがママと赤ちゃんに「安心感」を与えるためにできることを一緒に考えました。

講座終了後にはパパとママに分かれて自由に悩みや疑問を話すコミュニケーションタイムも実施。参加者同士だからこそ共有できるリアルな声が飛び交い、温かな交流の時間となりました。

また今回は、関西医療大学から理学療法士と看護師を目指す学生がボランティアとして参加し、妊娠・出産・子育てを迎えるご家族と直接関わる中で、次世代の医療従事者としての学びも深めました。

開催概要
日時:2026年8月23日(日)10:30~12:00
会場:いろいろベース・ことぶき(大阪府泉大津市)
対象:妊娠4ヶ月~10ヶ月の妊婦さんとご家族 / 生後2ヶ月~1歳頃の赤ちゃんと保護者
参加費:無料



参加者の声

パートナーが安心することを知っておくことの大切さを、改めて感じました。(産前・パパ)
夫との関わり方、子育てとの関わり方に悩んで参加しましたが、今日の両親学級をきっかけに、夫とチームで妊娠・出産・子育てができるようにコミュニケーションをとっていきたいと思いました。(産前・ママ)

パパ向けの講座が少なかったので、パパを対象に学びを深めることができて良かったです。産後のママへの関わりや赤ちゃんへの関わりを学ぶことで、産後の私が快適に過ごせたらいいなと思いました。(産前・ママ)

もともと子どものことに積極的な夫でしたが、男性講師からの講義は自分のことに置き換えやすく、産後のことを想像しやすかったのでは?と感じました。参加して良かったです。(産前・ママ)

パパとしてこれからの生活に臨む姿勢や、心の持ち方の重要性を知ることができました。今日学んだことを糧に楽しみながら育児をしていきたいと思います。(産前・パパ)

前半:赤ちゃんの抱っこと産前産後のセルフケア毎日の抱っこが、赤ちゃんとパパの関係をつくる

前半の講義は、産前産後マタニティヨガ・ベビーヨガ講師の越路綾子が担当しました。

産前産後のセルフケア:「お尻歩き」では、骨盤周辺を動かしながら、妊娠中から骨盤まわりをしなやかに整えておくことの大切さをお伝えしました。続いて「ケーゲル体操」では、骨盤底筋群を意識し、内側から引き上げる動きを体験。妊娠中はお腹が張った場合に無理をせず休むこと、産後は身体の回復を優先し無理なダイエットや食事制限を急がないことについてもお伝えしました。

毎日の抱っこを実践:新生児は首がすわっていないため、後頭部をしっかり支えることが基本です。赤ちゃんを脇で持ち上げるのではなく肩甲骨の下あたりを支えること、抱き上げる際には大人自身の腰への負担を意識することなど、毎日の抱っこですぐに実践できるポイントを人形を使って体験しました。また、赤ちゃんのお尻を身体に密着させ、赤ちゃん自身が手足でしがみつけるような抱き方も実践。「抱っこする人が赤ちゃんを一方的に支える」のではなく、赤ちゃん自身の力を育てることも、抱っこの大切な役割のひとつです。

赤ちゃんとの触れ合いを楽しむ:「どんぐりころころ」や「かえるのうた」を歌いながら、頭や背中を優しくマッサージするベビーヨガマッサージを体験。また、妊娠中のパパへは、ママの背中や腰・仙骨周辺をさすることをおすすめしました。「どこを触ってもらうと心地よいか」を夫婦で伝え合うことも、出産・産後の生活を支える大切なコミュニケーションになります。

講師:越路 綾子
一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 理事 / 関西エリアマネージャー
骨盤調整ヨガ・ベビーヨガ・産前産後マタニティヨガ講師 / 抱っこマイスター
自身の子育てをきっかけにベビーヨガと出会い、抱っこや親子の関わり方を学んだ経験から、産前産後の身体のケアや赤ちゃんとの触れ合いについて伝えている。



後半:赤ちゃんを迎えるパパの役割

「パパの役割は、安心感を与えること」

後半は、BSI公認インストラクターの吉田一俊さんによる「赤ちゃんを迎えるパパの役割」をテーマとした講義を開催しました。吉田さん自身も、第一子を迎える前に企業主導型両親学級に参加した経験の持ち主。その経験が、赤ちゃんとの関わり方やパパの役割について考えるきっかけになったことを紹介しました。

講義の中で吉田さんが伝えたパパの役割は、「生まれる前から、生まれた後まで、ママと子どもに安心感を与えること」。そのために大切なのが、パートナーが「何をすると安心するのか」を知ることです。

「相手が安心すること」を夫婦で考えるワーク:夫婦それぞれが「相手の好きなもの」や「安心する瞬間」を考え、答え合わせをするワークを実施。「好きなものならわかるけれど、安心する瞬間は意外とわからない」という声もあり、夫婦であっても相手が何を求めているかを改めて考える機会となりました。同じ「安心」という言葉でも人によって求めるものは異なります。だからこそ、相手の気持ちを想像するだけでなく、言葉にして伝え合い、少しずつすり合わせていくことが大切です。

産後のママの変化を知る:出産後は身体的なダメージに加え、睡眠不足やホルモンバランスの変化が重なり、イライラしたり感情が不安定になったりすることがあります。こうした変化を「妻の性格が変わった」と捉えるのではなく、「今は心身ともに大きな変化の中にいる」と理解することで、パパ自身も距離をとりながらパートナーを支えることができると伝えました。

パパも赤ちゃんとの関係を育てる:「ママだけが赤ちゃんのお世話をする」のではなく、パパも抱っこを通して赤ちゃんとの関係を育てていくこと。その積み重ねが、家族の安心感につながります。講義の最後には、赤ちゃんの背中とパパの胸を密着させる「丸い抱っこ」を参加者全員で体験しました。

講師:吉田 一俊
BSI公認インストラクター(赤ちゃんのやわらか抱き方講座)
コロナ禍を機に夫婦でSNSでの発信を開始し、パートナーシップや心のあり方について発信。昨年誕生したお子さんを子育て中の父親としての経験を生かし、家族で子育てを楽しむためのヒントを伝えています。



コミュニケーションタイム

参加者同士で悩みや気持ちを共有

講座終了後は、パパとママに分かれ、参加者・講師・スタッフが自由に質問や悩みを共有するコミュニケーションタイムを実施しました。

パパ同士の交流では、講義を聞いた感想や夫婦間でのコミュニケーションについて、それぞれの経験を交えながら会話が広がりました。「自分の心のあり方についても考えるきっかけになった」という声や、「夫婦間だけでなく、第三者から伝えてもらうことの大切さを感じた」という感想も聞かれました。

夫婦だけで話し合っていると、どうしても感情がぶつかってしまうことがあります。そんな時、第三者から伝えられることで、すっと受け入れられることもあります。今回のコミュニケーションタイムは、講師から一方的に学ぶだけでなく、参加者同士がそれぞれの経験や考えを共有することで、「自分たちの家庭に合った子育て」を考える時間となりました。

学生ボランティアの学び

今回は、関西医療大学から理学療法士・看護師を目指す学生がボランティアとして参加し、会場準備や受付、参加者との交流を通じて運営をサポートしました。妊娠・出産・子育てを迎えるご家族と直接関わる中で、学生自身も多くの気づきがあったと話しています。

「妊娠や出産は母親が中心になるというイメージがありましたが、父親も一緒に学び、これから生まれてくる赤ちゃんのことを考えている姿がとても印象に残りました。」

「相手が安心して話せるような関わり方や雰囲気づくりも大切なのだと感じました。今回学んだことを将来の患者さんとの会話や信頼関係づくりに活かしていきたいです。」
(関西医療大学 理学療法士課程 学生ボランティアより)

実際のご家族との関わりを通して考える機会は、知識として学ぶだけでは得られない貴重な経験となりました。本事業では、次世代を担う学生の学びの場として、引き続き学生ボランティアの受け入れを行っています。



地域とつながり、子育てを支える場所

ゴールドサポーター・会場提供|いろいろベース・ことぶき(社会福祉法人 豊中福祉会)

今回の会場となった「いろいろベース・ことぶき」は、認定こども園を中心に、学童・カフェ・フィットネスジム・レンタルスペースなどを備えた複合型施設です。「いろいろな人が、いろいろなままで、いられる場所に。」をコンセプトに、子どもたちや保護者、地域の方が自然につながる場所を目指し、さまざまな活動が行われています。

当日は、会場をご提供いただいた社会福祉法人 豊中福祉会さまからもご挨拶をいただき、ご自身の子育ての経験にも触れながら、産婦人科や助産師、保健センター、こども園など、周囲に相談することの大切さについてお話しいただきました。

また、会場準備や駐車場の案内などにもご協力いただき、安心して参加できる環境づくりを支えていただきました。

ゴールドサポーター|生活協同組合コープ自然派おおさか

国産オーガニック(有機)野菜を中心に、食品添加物をできる限り使用しない安心・安全な食品を届ける生活協同組合です。当日は講座開始前に特設ブースを設け、食品の展示やジュースの試飲をご提供いただきました。参加者の皆さんには、講座が始まるまでの時間に実際の商品を見たり試飲を楽しんだりしながら、食や暮らしについて身近に触れていただきました。

協賛企業・後援団体(敬称略・50音順)

ゴールド協賛:いずみの農業協同組合 / 学校法人常磐会学園 大阪常磐会大学附属いずみがおか幼稚園 / コーナン商事株式会社 / 生活協同組合コープ自然派おおさか / 株式会社セルビス / 社会福祉法人豊中福祉会 / 西川歯科医院 / 株式会社フラット・フィールド・オペレーションズ / mimi保育園 / 医療法人仁齢会 みやざき歯科

シルバー協賛:株式会社E’toile / おやこカフェmamarest / 株式会社川上自動車鈑金塗装 / 澤田株式会社 / J-CLICKタップ・アイリッシュダンススタジオ

後援:大阪府 / 和泉市 / 泉大津市 / 岸和田市 / 堺市 / 高石市 / 忠岡町

【協賛企業募集のご案内】
本事業の趣旨に賛同し、子育て世代を支援いただける協賛企業様を募集しております。詳細は事務局までお問い合わせください。

組織概要
一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表理事:高橋由紀
所在地:富山県富山市黒瀬北町2-1-2 D-BASE 2階
拠点:Roots of Life TOYAMA(ルーツオブライフトヤマ)
事業内容:子育て支援者研修・ボディワーカー/ヨガインストラクター育成・講師派遣
URL:https://bodysence.jp

本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
担当:越路綾子
TEL:050-5536-7809
E-Mail:mail@bodysence.jp





配信元企業:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
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